2019年度活動内容
一年をかけて地域や利用者の要望をヒアリングし工務店と打ち合わせを重ねながら、建築物の設計や積算を行い、夏季の2週間を加子母で過ごしながら製作を行います。
木材の加工を行うだけではなく全国から集まった学生が交流する場を設け、違う大学にいながらも刺激し合い、情報交換を行えるイベントも開いています。
月に1度の幹部会を利用して、講演会やレクチャーを開きます。毎月リレー方式で様々なゲストをお招きし、学びを深めます。
2018~2019年の活動内容
2018年
9月:反省会
10月:新幹部発表、引き継ぎ
11月:制作物提案、25周年企画提案、
B&G海洋センター植樹体験
2019年
2月:加子母への提案、制作物候補、
中津川市域学連携活動発表会
3月:加子母域学連携活動報告会、
制作物決定
4月:工務店決定、ロゴ決定、
森の中のデッキ(04-K)解体
5月:テーマ決定、チームカラー決定、
加子母小学校木橋(04-C)解体、
中津川リレーマラソン大会
6月:宿泊場所確定、人数確定
7月:学生団体総選挙
8月:本工期
9月:反省会
10月:新幹部発表、引き継ぎ
11月:25周年記念イベント
加子母木匠塾のロゴは毎年新しく考えておりましたが、地域の方にも認知してもらいやすいように今年から1つに定めることになりました。加子母の自然や地域の人々に囲まれ活動する木匠塾を柔らかな手書き文字で表現したデザインです。
また、25周年を加子母木匠塾の25周年を記念してオリジナルTシャツを作成いたしました。 左胸には加子母木匠塾のロゴマークが、背中にはすごろくをイメージしたイラストがプリントされます。すごろくは1995年から始まった加子母木匠塾は今まで積み上げてきて2019年いよいよ25周年を迎えましたというデザインです。
TシャツはSTOREs.jpにて販売しております。1枚2,500円でご自宅まで郵送させていただきます。
2019年度加子母木匠塾のテーマ
「木愛(きあい)」
25周年に向けて「気合い」を入れようという意味と、木匠塾の原点である「木を愛する」そして「木を合わせる」という意味を込めて考えました。
2019年度は、令和初の加子母木匠塾でもあります。これからの新しい時代も加子母木匠塾を続けていけるよう、改めて気合いを入れ、頑張ってまいります。
2019年度制作物一覧
京都大学・京都工芸繊維大学の制作物
「B&G海洋センター 東屋」
お迎えを待ったり、お昼ご飯を食べたりできる屋根付き休憩所を制作しました。いろんな高さの縁側でくつろいでください。
京都造形芸術大学の制作物
「みどりの健康住宅 ウッドデッキ」
腐朽していたウッドデッキを改修しました。
様々な方法で活用できるよう以前のものより拡張し、とても広くなっています。
名城大学の制作物
「道の駅 備品倉庫」
2018年度の制作物である道の駅マウンテンバイク倉庫の隣に備品倉庫を制作しました。雰囲気を統一させることで一体感を感じさせることができました。
立命館大学の制作物
「加子母小学校 橋」
加子母小学校の学校林へと渡る木橋です。
2006年度の千葉大学の制作物を改修する形での制作となりました。森での学びがより実りあるものになりますように…
東洋大学の制作物
「福崎公園 東屋」
福崎公園に屋根付き休憩所を制作しました。
屋根の高さが十分にあるので頭を打つ心配はありません。
滋賀県立大学の制作物
「道の駅第二駐車場 バス停」
加子母の「木」をイメージしたバス停です。
国道沿いの公共建物であるということで安全性など考慮すべきことが多くて大変でしたが、やりがいを感じました。
金沢工業大学の制作物
「加子母中学校 美術室 棚」
2017年度の制作物である加子母中学校の図書室の本棚と同じ『三方格子(みかたこうし)』を用いて、美術室の道具棚を制作しました。